代表略歴

代表略歴

 私はリスクマネジメント及びサイバーセキュリティコンサルタントであり、公認情報システム監査人(CISA)、公認システム監査人(CSA)、ISMS主任審査員等、他10種類の情報セキュリティマネジメント、ITマネジメント系資格を取得しています。また、大学院では、MOT(技術経営)系のサービス経営を専攻し、製造業、IT企業、研究機関等の企業に対するサービス化の促進を行ってきました。
これらにより、会社員勤務の傍らの業務内容として、企業業務に関する問題点、個人に対するスキル特性(ペルソナ化)を見つけ出し、解決策を考えたり、ルールを作ったり(業務標準化、規格標準化)して現場に落とし込み、それらを実現させるためにプロセスを具現化し(PDCA、OODAループ等)、さらに問題を見つけていくというものです。

【地域長期滞在支援事業への想い】
IT業界の会社員経験を通じて、様々なシニア世代の人生を垣間見てきたことから、人の人生とは何かということを改めて考えなおしてみたことが、今回の事業(=地域長期滞在支援事業)を立ち上げようとした端緒となりました。
私はこれまでの人生の中で、シニア世代と多数接する機会がありました。85歳であるが業務実施者として現役の人もいれば、60歳で引退して趣味の世界に没頭する人も存在します。昭和・平成の時代に作られた価値観や考え方である「60歳からの退職後はゆっくり仕事をせずに余暇を過ごす」という考え方が社会に浸透している部分があることも感じます。
健康年齢が伸び「人生100年時代」が提唱される現在では、まだまだ働ける年齢ですが、65歳まで働く人は一部です。これまで働いていた人が急に働かなくなると、身体も精神も老化が急速に進行していき、介護が必要になるという事象が多数見受けられます。
このため、介護を必要とする対象人数が多くなり、医療費は年々右肩上がりとなっています。このような状況に歯止めをかけるために、本事業で健康寿命を増やす社会変革モデルをいち早く確立し、シニア世代が仕事をすることを促進していくことで社会貢献を実現していきたいです。シニア世代が仕事をすることは健康を保つためにも重要であるという考え方を広め、健康年齢を引き上げていくことから、社会全体が幸せな人生を送ることができるようにすることを目標としています。「趣味と実益」という言葉のとおり、趣味と仕事の境界はなく、好きな仕事を行うことから、様々なシニア世代とって実益となることが理想と考えています。

「人の職業はひとつしかない」、「一生一職業」と思いこんでしまっている部分があることが、現在のシニア層の1番の課題であると考えます。日本における民間企業雇用は新卒採用がまだまだ中心であり、就職氷河期に正社員採用されなかった35歳以上45歳まであたりの世代が社会的にもおきざりにされています。一生の仕事は高校生のときに決まることは現実的には少なく、職業を経験することから職業実績によりこれまで想像ができなかった新たな職業に出会うことができ、様々な職業を経験していくうちに天職に巡りあうことができると思っています。可能な限りシニア世代になるまでに天職と言える職業に巡り合えるようにすることも重要です。

私ひとりでできることは限られていますが、地域への活動を行う中で、様々な協力者に出会うことができています。考え方に賛同いただける方は、現在の職業が何をやられていたとしても、これからの高齢化社会への挑戦に共に挑んでいける同士であると考えています。

どうぞご協力のほど、よろしくお願いします。
畑野 元

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