代表ごあいさつ

元気移人研究所 代表、畑野 元より皆様へごあいさつ

新規に立ち上げる事業の概要

代表ごあいさつ 私はリスクマネジメントの専門家として、情報セキュリティコンサルタントやITコンサルタント、情報セキュリティ監査等を専門分野として活動しています。公認情報システム監査人(CISA)、公認システム監査人(CSA)、ISMS主任審査員等、の情報セキュリティマネジメント、ITマネジメント系資格を保有しています。また、大学院では、MOT(技術経営)系のサービス経営を専攻し、学術分野として、製造業、IT企業、研究機関等の企業に対するサービス化促進のためのモデルづくりに取り組んでいます。
これらにより、主な業務内容として、組織業務に関する問題点、個人に対するスキル特性(ペルソナ化)を見つけ出し、解決策を考えたり、ルールを作ったり(業務標準化、規格標準化)して現場環境に落とし込み、それらを実現させるための運営体制構築(PDCA、OODAループ)を実施し、発見した課題を解決していくことを中心として行っています。
このような経験を通して、たまたま地域現場を見る機会があり、実は、地域の課題と東京での課題は共有すると解決できることがたくさんあることを感じました。知識科学分野では「共創」と呼びますが、地域と都市とをつなぐきっかけさえあれば、日本全体の多数の社会的課題が解決できる可能性があることを感じます。「地域間格差」「人生100年時代への備え」「海外とのインバウンド・アウトバウントの強化」「過疎化による消滅都市」「うつ病によるひきこもり」「就職氷河期世代の正社員化」「セカンドライフの充実」等、新聞紙上で掲載されている様々な課題解決につながるものであると信じています。

新規事業立ち上げに係る想い

畑野 元 IT業界の会社員経験を通じて、様々なシニア世代の人生を垣間見てきたことから、人の人生とは何かということを改めて考えなおしてみたことが、「地域支援事業」を立ち上げようとした端緒となりました。
私はこれまでの職業経験の中で、ミドルからシニア世代を同僚として業務を行う機会が多数ありました。84歳であるが業務実施者として現役の人もいれば、60歳で職業的業務からは引退して趣味の世界に没頭する人もいます。昭和・平成の時代に作られた価値観や考え方である「60歳からの退職後はゆっくり仕事をせずに余暇を過ごす」という考え方が社会に浸透している部分があります。健康年齢が伸び「人生100年時代」が提唱される現在では、まだまだ働ける年齢であるが、65歳まで働く人はごくわずかです。これまで働いていた人が急に働かなくなると、身体も精神も急速に老化が進行していき、介護が必要になるまでに至るぐらい活力を失ってしまうということが多数見受けられる場合があります。
このため、介護を必要とする対象人口が多くなり、医療費は年々右肩上がりとなっています。このような状況に歯止めをかけるために、当社地域支援事業で健康寿命を増やす社会変革モデルをいち早く確立し、シニア世代が仕事をすることを促進していくことで社会貢献を実現していきたいです。ミドルシニア世代が仕事を継続することは健康を保つためにも重要であるという考え方を広め、健康年齢が引き上がっていくことから、社会全体が幸せな人生を送ることができるようにすることを目標としています。「趣味と実益」という言葉のとおり、趣味と仕事の境界はなく、好きな仕事「天職」を行うことから、様々なミドルシニア世代以上にとって満足を得ながら実益となることが理想と考えています。
「人の職業はひとつしかない」「一生一職業」と自然と考えている方々もおられる部分があり、現在のミドルシニア層の一番の課題であると感じます。日本における国家地方公務員、民間企業雇用等の様々な就業環境において、新卒採用がまだまだ採用の中心であり、就職氷河期に正社員採用されなかった35歳以上45歳まであたりの世代、管理職定年を余儀なくさせられる世代、ひきこもりの多い世代、企業から提供されるの再雇用を受け入れられない世代等、様々な世代が社会的に置きざれにされています。一生の仕事は高校生のときに決まることは少なく、様々な職業や職場環境を経験することから、これまで想像ができなかった新たな職業に出会ったり、新たな発想を得ることができたり、様々な人々と出会うことができる等、様々な職業を経験していくうちに天職に巡りあうことが出来る可能性があるのではないかと考えます。
可能な限り一生涯のうちで「天職」と呼べるものに出会い、一生涯現役で仕事ができるお手伝いができれば幸いです。

元気移人研究所代表 畑野 元

WEBでのお問い合わせ 03-4588-0633
PAGE TOP